2007年07月22日

鬼太郎夜話4

最近、昔ものにはまっておりますが、「墓場鬼太郎」を買いました。

劇画、貸本屋の頃の復刻版です。

中でも笑えるのは、英国大学出の紳士「エリートの人狼」とねずみ男が、地獄電車に乗る話。

「臨終駅」「火葬場駅」「骨壺駅」と来たところで、ねずみ男が駅弁を買う。

「中身は、鷲っ鼻の生焼け、犬の舌の刺身、蝙蝠の毛、魔法使いのミイラがガマの胃袋に入っているんだ。」

ねずみ男は人狼にすすめます。

「それで百円とは安い。君も食べないか。」

「そんなもの、よく食べるなあ。」

冷や汗をたらした人狼の顔がいい。

人を食い殺す人狼でも食べないものを、平気で食うねずみ男のサイテーさ、恐るべし。

鬼太郎1墓場鬼太郎 (3)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索
月別