2009年09月27日
七福神巡り2
墨田区役所を抜けて、墨田公園に入るあたり、源森水門、枕橋です。
隅田川と北十間河を結ぶのが、源森川水門ですが、30年ぐらい前に護岸工事を行った際、水門を締め切りにしたため、夏場に水が腐り、ドブの様な異臭を放つようになりました。
住民からは、水門を開けて、水を入れ替えるように要望が出されていましたが、漁業組合からは、そんな腐った水を流されたら、魚が汚染されてしまうとして、水門を開けないように、要望が出ていました。
ある台風の夜、工事関係者が、緊急電話で呼び出され、水門へ直行すると、係員が、「やあ、台風の見回りですか、ご苦労様です。私はこれから、交代でちょっと席をはすしますので、後をお願いします。水門の鍵はそこにあります。」
と言って、出て行こうとする時、念を押すように、「話は聞いてないですが、鍵はそこにありますから。」
つまり、台風の夜陰にまぎれて、水門を開けろ、俺は見ていない、ということなのです。
台風の去った朝は、河にきれいな水が流れていて、一件落着となりました。
源森川水門秘話です。なかなか向島までつかないなあ。
隅田川と北十間河を結ぶのが、源森川水門ですが、30年ぐらい前に護岸工事を行った際、水門を締め切りにしたため、夏場に水が腐り、ドブの様な異臭を放つようになりました。
住民からは、水門を開けて、水を入れ替えるように要望が出されていましたが、漁業組合からは、そんな腐った水を流されたら、魚が汚染されてしまうとして、水門を開けないように、要望が出ていました。
ある台風の夜、工事関係者が、緊急電話で呼び出され、水門へ直行すると、係員が、「やあ、台風の見回りですか、ご苦労様です。私はこれから、交代でちょっと席をはすしますので、後をお願いします。水門の鍵はそこにあります。」
と言って、出て行こうとする時、念を押すように、「話は聞いてないですが、鍵はそこにありますから。」
つまり、台風の夜陰にまぎれて、水門を開けろ、俺は見ていない、ということなのです。
台風の去った朝は、河にきれいな水が流れていて、一件落着となりました。
源森川水門秘話です。なかなか向島までつかないなあ。