2010年03月10日

東京大空襲3月10日に思うこと2

私が19歳のときに、短刀術を教えてくれた方がいました。

この方は旧陸軍の武術大会で優勝し、天皇陛下の前で天覧試合をやったこともあるそうです。

右足前半身、右手で短刀を横水平にして、前へ出す。

左手は後ろに隠すのが構えです。

短刀の弱点は、左手を取られると、身動きが出来なくなり、やられる事。

ジャングル中国から南方に部隊が移動し、南方のジャングルで、白兵戦になった。

まったく先がわからない、藪の中をかき分けながら前進していると、いきなり敵兵が目の前に現れた。

両方で驚いたが、お互いにあまりに近すぎて、鉄砲が撃てない。

ナイフを抜いて格闘になったが、相手に左手を取られてしまった。

もうだめだやられると思った時、とっさに相手の鼻に噛み付いて、ひるんだ所を刺し殺した。

「終わって息苦しいと気が付いたら、口の中に相手の鼻があった、噛み千切ったんだな。」

錦糸町の雪クレーン船の船長をしていたこの方も、生きていれば90歳近いと思います。

9日の夜は雪になりましたが、65年前の東京大空襲の日も寒かったそうです。

平和な日本が続くのを願います。
yoo2ok at 06:00│Comments(0)TrackBack(1)平和が一番 

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1. 終戦記念日に思うこと  [ 腰痛オーケーどっとこむ 東京都墨田区整体カイロプラクティックくまくら03-3621-9558 ]   2010年08月13日 15:28
私に短刀術を教えてくれた方は、中国戦線で馬賊をやっていたそうです。 逃げる中国軍を日本軍が馬で追いかけていく。 ところが中国大陸は広く、相手は追いかけても追いかけても、どこまでも逃げていく。 追いかけるのに疲れて止まると、逆に中国軍が攻めてくる。 ...

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