放射能

2011年10月14日

秋の新高届きました。3

キンモクセイ
秋らしい機構になってきました。

福島から梨、新高が届きました。

お便りには地表1cmから5cmぐらいのところに放射能がある。

窓辺木の根が深いので、植物に放射能がしみこむ事は無いのですが、

不安を抱えながら育ててきたなしも、また来年がどうなるのか判らない。

との事でした。

世田谷で放射能汚染が話題になり、さらに原因が床下に隠されていた放射性物質ラジウムだったというニュースには、またびっくりしました。

ナツキおんぶ原発騒ぎが無ければ、未だに発見されずにいたのでしょうね。

住人に被害は無かったのでしょうか。

安全な日本に早くなって欲しいです。

2011年09月29日

放射能を除染する24

最近久しぶりに整体法の先輩が尋ねてきてくれました。

話の内容は放射能除染する人体の急所について。

アメリカ軍は戦争に行った先で兵隊が盲腸、虫垂炎になると面倒なので、先に兵隊に手術を受けさせて、虫垂を取ってしまっていたそうです。

しかし近年は無くなった。

それは核戦争を想定した放射能汚染地帯を想定した訓練での検査結果で、

虫垂を手術せず残していた兵隊のほうが、放射能汚染度が低く、平常値に戻るまでの時間が早かったという話によるものだそうです。

虫垂には放射能を除去する何らかな働きがあるのかもしれません。

整体法では虫垂と右肋骨の下へ愉気(指先で温める)をします。

放射能が除去されるかも?

梨おじさんみかん

2011年09月28日

人体の放射能を除染する4

久しぶりに健康ネタです。

一つ目は丹羽耕三博士のSOD研究会報からは、

紫外線が物体に放出されると、照らされた表面に活性酸素が発生します。

この活性酸素が表面にいるカビや細菌のDNAを破壊する、殺菌効果になります。

活性酸素は微生物を攻撃して、人間の体を守ってくれるありがたいものですが、紫外線も過剰に浴びると様々な炎症を引き起こし、場合によっては発ガンに至ることがあります。

その紫外線よりも波長が短く、より強力な活性酸素を発生させるのが放射線です。

中略、結論として浴びてしまった放射線から身を守る、活性酸素を取り除くにはSOD抗酸化剤と抗酸化力の強いビタミンC、E、A、フラボノイド、ポリフェノールなどを大量に含んだ食事を取ることをお勧めします。

という内容でした。

秋の果物をたくさん食べましょう。

葡萄柿

2011年08月26日

福島の梨ONEちゃんからのたより3

福島福島の友人ONEチャン、阿部一子さんから夏だよりが届きました。

もし梨が放射能で出荷できなかったらどうしよう、といっていたのですが、大丈夫なようです。

共同購入してみたい方は、ご連絡下さい。

以下手紙の一部紹介

実家の南相馬市は今年お米の作付けをしませんでした。仕事の無い米農家の人は田んぼの草刈をしていました。

放射線量が高く、全村避難の飯館村にはお墓参りで戻ってきている人の姿が見えましたが、、、、田んぼも畑も放置された状態で、草だけがのびのびと育ち、荒れ放題というよりは、自然に帰っているようにも見受けられます。

田んぼの横を散歩していたおじいさんは浪江町で米を作っていたそうです。

「来年もダメだろうな。また帰ってきて米を作る事は無いかもしれないな。」と話しています。

放射能は自然も農業も人の体も、そして心までむしばんでいくものなんですね。

わん2わん1

2011年08月05日

ドイツの猪は食べられない3

猪2たまにドイツ語講座を見ていたら、

「ドイツのテレビ局は日本の原発について過剰なほどの取り扱いをしていますが、なぜでしょう。」

「ドイツは20年たったいまだにチェルノブイリの放射能汚染の影響を受けており、特に南ドイツの猪は汚染されたキノコを食べているので、食用が禁止されているという事実。」

「もうひとつは東西冷戦の頃、核兵器を積んだミサイル基地は東西ドイツにあり、戦争になればどちらの国も一瞬にして原爆の餌食となってしまう状態であった事。」

「これがドイツ人が原発と放射能について過剰なほど関心を持っている原因です。」

猪ドイツの猪が放射能キノコを食っているというのには驚きましたが、日本の秋にキノコ狩りをしたら放射能に汚染されていたなんて事は無いのでしょうか。

野菜、稲わら、牛、ときて今度はキノコか? 桃、梨、柿、栗、日本の秋はどうなる。

2011年08月04日

水より安い牛乳に思うこと3

牛乳那須山麓のグリコ乳業の牧場見学をしたことがあります。

アメリカでは牛乳の細菌数の基準が1mlに10万個以下となっていますが、日本ではどこでも生乳で3万個以下という徹底した衛生管理がされています。

また低温殺菌牛乳のための生乳はさらに1万個以内という基準になっていますが、なんとこの那須ではどこで搾乳された生乳でも1万個以下、どれでも低温殺菌牛乳の原乳になりえるという衛生管理。

そのためにはストレスを与えない育て方で、搾乳した生乳は空気にふれず、トラックで揺らす事もせず、数時間のうちに工場へ送られ加工されます。

牛7たとえ絞ったそのままの生乳を飲んでも、アメリカの牛乳よりも安全だそうです。

でも昔、北海道では生産過剰調整のため、牛乳に食紅を混ぜて畑に流したこともあり、その時は涙も一緒に流したそうです。

それほどに苦労し年中休みなしで働いて、出荷した牛乳が水よりも安いとは何事か、と農家の方は嘆いていました。

牛6年収は800万円だそうですが、両親と3人で働いていると考えると、一人300万円にもならない。

これでは農家に嫁は来てくれない。

放射能問題もいつまでも終息せず、メーカーの買い上げ値も上がらない、こんな状態が続いていては、こんなに高水準の酪農も後継者がいなくなるでしょう。

2011年08月02日

放射能牛肉に思うこと2

牛牛肉の放射能汚染が問題になっていますが、

25年前に栃木の肥育牛組合を見学した事があります。

当時は輸入自由化前で牛肉が高値なため、安い牛肉を消費者に届けようと、子牛を経費をかけずに早く大きくして、早く出荷する、若齢牛が主流でした。

牛2若齢牛の味は悪く「豚肉の値段で牛肉の匂いがする肉」でした。

しかし見学した牧場では、安く味の良い牛肉を作るため、餌に発酵したものを与え、あと半年長く飼う、いわば女子高生を出荷していたのを、22〜23才のOLになるまで育てて出荷する、味が良くなるのを待つ飼育法でした。

もちろん余分にかかる経費と太り過ぎないような食事の管理も大切で、

「うちのホルスタインはそこらの和牛には負けない。」といってました。

醗酵した餌のため牛舎は全く匂わない、パン工場のようでした。

牛3さらに牛糞は堆肥として農家に提供され、替わりに無農薬の稲わらをもらう、というシステムで努力されていました。

輸入自由化問題で畜産業界の様子も変わりましたが、今度は放射能問題。

農家はいつになったら楽が出来るのでしょう。
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