2010年08月15日

終戦記念日に思うこと22

誰かは忘れましたが、作家の方のエッセイを読んだ話。

出征する兵士に、寅年生まれの処女の下の毛をお守りに持たせてやると、きっと生きて戻ってくる、と言う話がどこからか出たそうです。

下町で近所に住んでいた、美人の娘さんの所には、連日それを求める方が訪れたそうです。

子供心にも、いくらなんでもそんなにあげちゃったら毛が無くなるだろう、もしかして、母親が代わりにやってるのかな、と思っていたそうです。

そしてある日、その家に飼われていた黒犬の腹の毛が、無くなっているのを発見したそうです。

私の父は大正15年生まれ、1926年の寅年で、終戦の年には19歳でした。

その娘さんも同い年、生きていれば父と同じ84歳、もう時効ですよね。

でもその御一家は、東京大空襲の際に、犬も死んでしまったそうです。

戦争の無い平和な日本を望みます。

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yoo2ok at 05:00│Comments(0)TrackBack(0)平和が一番 

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