戦争

2011年10月13日

読書の秋に中学英語4

押入れを探していたら中学時代の英語の教科書が出てきました。

大っ嫌いだった英語の女の先生の似顔絵がらくがきされていました。

でも先生はなぜか私を可愛がってくれました。

馬鹿な子ほど可愛いということだったのでしょうか。

40才近くになるのに独身で、陰でオールドミスなどと言われていましたが、本人は、

「皆さん、オールドミスは間違いです。英語ではハイミスといいます。」

と解説していました。

先生が子供の頃に戦争が終わり、学校の教科書を墨で真っ黒に塗らされたそうです。

戦争に負けたら、きのうとは反対のことを言う、教師が信じられなくなり英語を勉強しようと思ったそうです。

お元気ならば79才で懐かしくもありますが、未だに英語が上達しない自分の現状を思うと、あまりお会いしたくない先生でもあります。

反省、反省。

ついでにラクガキの中に、阿部嗣郎のサインが出てきました。

何でだろう?

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
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2010年08月13日

終戦記念日に思うこと2

中国私に短刀術を教えてくれた方は、中国戦線で馬賊をやっていたそうです。

逃げる中国軍を、日本軍が馬で追いかけていく。

ところが中国大陸は広く、相手は追いかけても追いかけても、どこまでも逃げていく。

追いかけるのに疲れて止まると、逆に中国軍が攻めてくる。

打ち合いになると、馬を横倒しにして楯にして鉄砲を打つ。

いくら鉄砲を打っても、打っても、当たっても、次々と農民兵が攻めてくる。

野良着に笠をかぶった、まったく同じ姿の農民兵がいくらでも出てくる。

中国人は死なないのかと錯覚し、頭がおかしくなるくらい。

あんなに恐ろしいと思ったことはなかったと語っていました。

まさに三歩前進、二歩後退という状況だったのに、その時の日本の新聞は、「日本軍破竹の勢い」と書いてあった。

日本の新聞の言うことは嘘ばっかりだった。

その後、南方へ戦線が移動し、ジャングルの白兵戦になっていくのですが、

この方も生きていれば90才ぐらいでしょうか、戦争のない日本が続く事を願います。
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